Google 水中検索 イースターエッグ

Googleの水中検索は、おなじみのホームページをデジタルの海へと沈めた仕掛け。2012年のエイプリルフールに中国のユーザー向けに公開され、日常の検索を爽やかな海の冒険に変えました。

2012年4月1日、ホームでは「Google水中検索」を告知。クリックすると、カラフルな魚が泳ぎ、海藻が漂い、UIが水に浮かぶインタラクティブなシーンへ。クエリを入力すれば、結果は沈んだ宝物のように落ちてきて、クリック、ドラッグ、波紋づくりまで楽しめました。

魚やカメなどの海の生き物が画面を横切る魅力的なアニメーションが見どころ。検索結果は水面でやさしく揺れ、泡の演出が世界観をまとめ上げます。シンプルで、楽しく、妙に触覚的。

幅広く共有され、機能的なページでも遊び心次第で新鮮に感じられることが称賛されました。ウェブは“役に立つ”と“楽しい”を両立できる——その好例です。

多くの特別企画と同じく、やがて公式の水中検索は終了。名残惜しいですが、今は私たちの忠実な再現でまた体験できます。

オリジナルのルック＆フィール—浮かぶUI、漂う生き物、穏やかな波紋—はそのままに、現代のデバイス・ブラウザで滑らかに動くよう最適化。あの穏やかな海の空気を、今のスクリーンに合わせて心地よくリフレッシュしました。

上のボタンをタップして、いざ潜水！ 検索ページが水中シーンに変わります。魚が行き交い、検索バーは水面に浮かび、ほかの要素も潮の満ち引きに合わせてゆったり揺れます。

水中検索はGoogleを“生きる水族館”に変えました——検索の合間の、ほっと一息つける小さな休憩です。公式は幕を閉じましたが、この再現でいつでも潜れます。ひと泳ぎしたら浮上して、ほかの復活イースターエッグも巡ってみましょう。